フィギュアの塗装

エアブラシ用「Mr.コンプレッサー プチコンキュート」 購入レビュー

2014年12月17日

小さなエアコンプレッサー「MR. Compressor プチコンキュート」実機レビュー

エアブラシ塗装に缶スプレーを使っていましたが、クレオスの小型コンプレッサー「Mr.コンプレッサー プチコンキュート」を買いました。購入した理由は趣味で楽しんでやっているはずなのに、いつも缶スプレーの残量を気にしながら缶スプレーを使うのが嫌になったため。

プチコンキュートの使用感

稼働音が小さい

プチコンキュートの良かった点ですが、稼動音が電動ハブラシの稼動音よりも小さい。夜間やアパート暮らしでも全く気にせず使用できます。

空気圧が弱い

プチコンキュートは空気圧が弱いです。空気が「プシューッ」ではなく「ふぁさ~」と出てる感じです。

ただフィギュア塗装の場合はこれで十分です。ダブルアクション式のエアブラシ(2mm)で塗装していますが全く問題なし。プラモデルやネイルなど比較的小さなものの塗装はこれで問題ないと思います。

使い始めのころは、塗料の薄め方などのコツ(※)がいりますが、この弱い圧がフィギュア塗装におけるデリケートなフワっとした吹付けや重ね吹きにぴったりです。

プチコンキュートは空気圧が弱いので、塗料はシンナーで薄めないと詰まって出てこないです。薄めに作って重ね塗りが正解です。

ネイルなどにも使えると思いますが、まさにフィギュア塗装の為のモノという感じです。

プリコンキュートでエアブラシの細吹きがラクに

細吹きに関しては、プチコンキュートのエア圧でちょうどいいですね。サブでこれを使ってる人が多いのも納得です。

また、使用後のエアブラシ掃除ストレスが軽減。エアブラシ使用後は掃除で結構なエアを消費するので、そのストレスが無くなったのはでかいですね。

近知ったのですが、エアブラシの洗浄(うがい)は回数より、一回の時間を長くとる方がいいようです。一分くらいでいいんですが、エア缶で毎回そんなことをしてるとすぐなくなりそうです。

結論

多少塗料の薄め方の調整が面倒くさいなどの不自由はありますが、買ってよかったと思ってます。お値段も7,000円ほどとリーズナブル。

サフは缶サフでOK、なおかつフィギュアやプラモデルしか作らないという人ならMr.コンプレッサー プチコンキュートでいいと思います。

その他クルマ模型などの塗装(金属塗装など)などの用途も考えている人は(PS251 リニアコンプレッサーL5など)もう少し上のグレードがいいと思います。金属塗装だけ缶スプレー、というのもありだと思いますが。

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